2015.11.03(Tue)更新 | INTEL ver.10,000 at Compufunk Records |
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dfloorスタッフです。
先日、ポルトガルの若きタレント、Cleymooreのジャパンツアーがあり、その大阪イベントでliveさせていただきました。
liveは本当に久々で調べてみるとなんと三年ぶり!
Yabuzch名義で3タイトルをリリースしていたフランスのレーベルZeECcも昨年クローズし、ほぼ活動停止となっていた矢先、dfloorがオープンしliveを再開し何か不思議な縁を感じずにはいられません。この流れにのっかって失いかけていたアナログのリリース目標を達成します。
さてLiveについてですが今回はレコード屋でもあるCompufunkにて行いました。
サブフロアと聞いていたのでどうかなと心配していましたが、音量も出るし、レコードに囲まれて演奏するというのも暖かい感じがして気持ちの良いものでした。
技術的なところでいうと、今までは自身の曲をオーディオファイルに小分けして書き出し、その後ライブ用にabletonでプログラムするという流れを通してきました。
しかしながら今回はその方法を一新し、既存の楽曲は使わず、メインのリズムはTR-8で適当に組み(abletonで補完はしますが)、オーディオファイルを一枚も置かず、全てリアルタイムにソフトシンセから生成した音でやってみました。
もともとギターを演奏し、かつ即興音楽が好きな自身にとってラップトップによる電子音楽がつまらないという壁を超えたいと以前から考えていて、やはりliveとなるとオーディオファイルはクオリティーの安定は見込めるが、面白みにかけてしまうと判断した結果です。
最近はハードウェアも進化し、liveでの利用も可能な優秀な機材も多く販売されています。
(ROLAND AIRA、Boutiqueシリーズ等)
ソフトウェアももちろん引き続き進化するでしょう。
ですからこれからは自身に必要な要素を組み合わせて自由なスタイルでより高いクオリティーとリアルタイム性を融合した新たな次元のliveができれば(観れれば)電子音楽ももう少し多くのリスナーをつかめるのではないかと考えています。
バーdfloorでは音楽好き、お酒好き、映画好き、制作者等様々なライト或いはフリークスが集っています。ですので少しでも興味を持たれたら一度いらしてみて下さいね。お待ちしております。
※Technoではなくハナレグミのコンサートに行ってまいりました。ではでは。