Hori U1(ホリ　ユーイチ)

YaMaO氏とは十五年来の友人で、お互い音楽好き。また、音響好きです。
YaMaO氏はわざわざ地下鉄のミニマル音が、床下からおぼろに聞こえる部屋に住んで居るほどでした。
ちょくちょくオーディオ談義を交わしてきたのですが、久しぶりに話をするとテクノをバーでいい音で鳴らすのにいろいろ考えているとのこと。

オーディオを触り続けた結果、箱物の選定より周りを固めることが何よりものをいうことがわかってきました。
シールドをきちんとしてまずは電磁的なノイズの混入を避けること、スピーカーのセッティング、アナログなら制振がなにより大事という、まあ地味なオーディオ観を持つに至りました。

つまりケーブル選びや電源のアイソレートがアンプ、スピーカー選びよりずっと大事だ、と強く思うわけですが、

YaMaO氏はなかなか素敵なプリアンプと、アンプリファイドスピーカーを入れていたわけです。
マッキントッシュとアダムで聴く骨太なテクノはよかった。

これで周りを固めてたら、ごっつい音鳴るやろうなという、オーティズフェチズムが刺激されたわけです。アドバイスというより、そそのかしです。

諸説ありますが、ベルデン8412のファットでありながらキレる横綱特性と、アイソレーションされた200v電源がブーストする静けさに乗るテクノ、を支持しました。